1年数か月前の話で恐縮ですが、備忘録も兼ねて。
もう10年以上になるオンラインでの友人夫妻。
アメリカに住む彼らと初めて出会ったのは、FINAL FANTASY XI(FF11)という国産MMORPG(平たく言うとオンラインゲームです。)内のヴァナ・ディールという世界でした。
ゲーム内では、自分の作ったアバターを介してコミュニケーションを取ることになるので、いわゆる中の人(アバターを動かしている人)の性別はおろか、年齢も人種も住んでいる場所も分からない所がスタートです。
当然、ゲームの目的と中の人となりは関係がないので、ゲームには影響しませんが、ゲーム内での成功を収めるためにコミュニケーションは必要ですし、徐々に打ち解け仲良くなっていく過程で、リアルの話も出て来るようになったりするわけです。
自分達のフレンドシップも、オンラインゲームをやっている人なら普通に経験する、そんなスタート。
遊ぶゲームは変わっても
FF11は今でも元気にサービスを続けており、先日16周年を迎えました。
とても息の長いゲームですが、自分達は数年前にプレイを止めることになってしまい、今は精々無料期間に戻る程度になっています。
同じゲームを遊ばなくなると、そこから疎遠になり、そのうち連絡も取れなくなってしまうというのはオンラインでよくあることだと思うのですが、なぜだか彼らとは切れなかったんですよね。
そんな彼らがアメリカから来るということで、10年越しに初めてリアルで会うという、なんとも貴重で素敵な経験です。
オンラインでの友情は
知り合ったときは同棲してたけど、まだ結婚してなかったよねー。
などと思い出話に花を咲かせつつ、リクエストのあった姫路城の案内を中心に、食事へ行ったりお土産買ったり。
Vent等のボイスチャットで話をしていた時期もありますし、日本の大ファンで、日本人の英語がどういう風なのか知ってる2人ということもあって、コミュニケーションは全くもって問題なし。
ただ、聞き取れないというか、スルッと変換されない感じで聞き返すことが多く、自分の耳が想像以上に退化してる事を実感させられてしまう事態にw
姫路城が想像以上の人出で、3人ともちょっとグッタリしたりもしましたが、昔話から近況まで話が尽きることもなく、とてもとても幸せで、エキサイティングな時間。
MMORPGという、素晴らしいゲームシステムのお陰とも言えますが、オンラインでの友情はオフラインになっても変わらないんだなと強く感じました。
海を越えたオフ会は何回かあるけれど、本当に最高の1日。
素晴らしい経験でした。
心残りは晩御飯で連れて行った焼肉屋が、値段は高いのに美味しくなかったことwかな。
次回はアメリカで会えるとイイナァ
コメント